40代が選ぶトレーニングベンチおすすめ5選｜インクライン・折りたたみ比較

40代がトレーニングベンチを使うべき理由｜自宅でも正しいフォームで効率アップ

40代になると、若い頃よりも筋力や柔軟性が低下しやすく、フォームの乱れによるケガのリスクが高くなります。
トレーニングベンチを取り入れることで、体を安定させたまま負荷をかけられるため、安全に効率よく鍛えやすくなります。
自宅トレーニングの質を上げたい40代にとって、ベンチは“基礎装備”と言える存在です。

40代が筋トレでつまずきやすい理由（肩・腰・関節の負担）

40代は、肩・腰・肘などの関節に負担がかかりやすく、フォームの乱れがケガにつながりやすくなります。
ベンチを使用すると体の軸が安定するため、関節にかかる余計な力を抑えながら安全に動作できます。

インクライン・フラットで鍛え分けの幅が広がる

角度調整ができるインクラインベンチは、胸・背中・肩・腕など多くの部位を鍛え分けることができます。
フラットのみの床トレよりも刺激を変えやすく、飽きずに続けるトレーニング環境を作れます。

フォームの安定でケガ予防につながるメリット

ベンチに座ったり寝たりすることで体が固定され、正しい姿勢を保ったままダンベル動作を行えます。安定性が高まることでケガのリスクが減り、負荷を筋肉に効率よく届けられるようになります。

自宅トレの質を一段上げる“基礎装備”としての重要性

トレーニングベンチを導入することで、床だけではできなかったメニューが一気に広がります。
胸・背中・脚・腹筋など全身を効率よくトレーニングでき、40代でも無理なく継続しやすい環境が整います。

失敗しないトレーニングベンチの選び方｜耐荷重・角度調整・折りたたみが重要

トレーニングベンチを選ぶときは、見た目や価格だけで決めると後悔しやすいです。
40代が長く使う前提で考えると、体重とダンベル重量に耐えられる丈夫さや、鍛えたい部位に合わせて角度を変えられる機能が欠かせません。
ここでは、失敗しやすいポイントを避けながら、自宅でも安全に使えるベンチの選び方をわかりやすく解説します。

耐荷重200kg以上が安心な理由（40代の体重＋ダンベル重量）

40代がベンチを選ぶときに、もっとも重視すべき項目が「耐荷重」です。
体重が70〜80kg前後の人が多い年代ですが、トレーニング中に扱うダンベルの重量を加えると、合計負荷は簡単に100kgを超えます。胸の種目であるダンベルプレスなどは、1つ10〜20kgのダンベルを使うこともあります。

このとき、耐荷重150kg以下のベンチだとギシギシと軋みが出て、安定性が低下する場合があります。
安定性が落ちるとフォームが乱れ、肩や腰のケガにつながりやすくなります。

40代に耐荷重200kg以上が必要な理由

体重＋ダンベル重量で高負荷になりやすい
耐荷重に余裕があるほど安定性が高い
長期間使ってもフレームが歪みにくい
安心して扱えるため、トレーニングの質が上がる

「安全に続けられるかどうか」は、ベンチの耐荷重でほぼ決まるといっても過言ではありません。

インクライン・デクラインの角度調整幅で使える種目が変わる

トレーニングベンチの大きな魅力は、角度を変えることで鍛えられる部位が増える点です。
40代の筋トレは、ひとつの動きだけでは効果に限界が出るため、角度調整ができるベンチの方が効率よく鍛えられます。

角度調整でできる主な種目

インクライン（背もたれを起こす）
　→ 上部の胸・肩前面・腕を重点的に鍛えられる
フラット（水平）
　→ ベンチプレス・ダンベルプレス・腹筋など全身に対応
デクライン（背もたれを下げる）
　→ 下部の胸・体幹・腹筋の刺激が強まる

角度調整が多くの段階でできるモデルほど、トレーニングの自由度が高まり、飽きずに続けやすくなります。
40代は疲労が抜けにくいため、フォームに無理が出ない角度を選べる点も重要です。

折りたたみの可否・収納サイズを必ずチェック

40代は家族と同居している人も多く、リビングや寝室に常にベンチを置くのが難しい場合があります。
そこで役に立つのが「折りたたみ機能」です。

折りたたみができるベンチはコンパクトになり、家具の隙間やベッド下に収納できます。
また、折りたたんだときの厚さが20cm以下のモデルは、扱いやすく持ち運びもしやすいです。

折りたたみをチェックするポイント

折りたたみ時のサイズ（縦×横×厚さ）
ロック機構がしっかりしているか
重量は10〜15kg程度が扱いやすい
足のフレームが頑丈でグラつかないか

「使うときだけ取り出したい」「家族に迷惑をかけたくない」
というニーズがある40代にとって、折りたたみは快適な筋トレ習慣を続ける必須条件になります。

座面の安定性とクッション性の違い

ベンチの座面も非常に重要です。
安定性が低いとフォームがブレ、腰や肩に余計な負荷がかかりやすくなります。

座面で見るべきポイント

クッションの厚さ：4cm以上が望ましい
反発性：沈み込みすぎない硬さ
幅：肩幅より少し広いタイプが安定感が高い
張り素材：PUレザーは耐久性が高く手入れが楽

40代は肩や腰に不調を抱えやすいため、座面の安定度がそのままケガ予防につながります。
座面が狭いと肩が落ちやすく、逆に広すぎてもフォームが取りにくくなるため、バランスが大切です。

40代が後悔しないチェックリスト

最後に、トレーニングベンチ選びで失敗しないためのチェック項目をまとめます。

■ 40代向けベンチ選びのチェックリスト

耐荷重は200kg以上あるか？
インクライン・デクラインを含む角度調整が可能か？
折りたたみできるか？収納スペースに収まるか？
座面は厚み・幅・反発性が十分か？
フレームが頑丈でグラつきがないか？
組み立てが簡単か？レビューで不良の声はないか？
長期的に使える耐久性があるか？

このチェックリストを満たすベンチを選べば、40代でも安全に、かつ効率よくトレーニングを続けることができます。

40代向けトレーニングベンチおすすめ5選｜Amazon・楽天で買える人気モデル比較

40代が自宅で安全に筋トレを続けるためには、身体に合ったトレーニングベンチが欠かせません。
角度調整の幅や耐荷重、安定性はモデルによって大きく変わります。
ここではAmazonと楽天で購入できる人気ベンチを比較し、特徴と選ぶポイントをわかりやすくまとめます。

1位リーディングエッジ LE-FFB2（折りたたみ・入門に最適）

リーディングエッジのLE-FFB2は、自宅トレーニングを始める40代から高い評価を受ける入門向けベンチです。
折りたたみ構造で部屋の場所を圧迫しないため、マンションやアパートでも使いやすい点が安心材料になります。

本体の安定性が高く、フラットベンチとして基本のダンベルプレスやダンベルローイングを行いやすい設計です。
脚部がしっかり固定されるため、トレーニング中に揺れが生じにくく、フォームの維持がしやすい特徴があります。

耐荷重は200kg前後の構造が多く、40代の体重とダンベル重量を足しても十分に対応できる強度を持ちます。
価格も手に取りやすく、初めての家庭用ベンチ導入に向いたバランス型モデルです。

2位 STEADY 折りたたみ式ベンチ（インクライン調整が豊富）

STEADYの折りたたみ式ベンチは、インクライン角度の調整幅が広く、胸・肩・腕のトレーニングを細かく鍛え分けたい40代に適したモデルです。
背もたれは多段階で調整でき、デクライン設定にも対応するため腹筋運動の質を上げやすい設計です。

折りたたみ式でありながら安定性が高く、使用中のガタつきを感じにくい点が特徴です。
座面と背もたれのクッションは厚みがあり、身体への負担が少ない仕様になっています。

重量も扱いやすく、移動や収納がスムーズです。自宅スペースを大きく使わずに多彩な種目に取り組みたい40代のトレーニーに向いている汎用性の高いモデルといえます。

3位インクラインベンチ耐荷重300kgモデル（高重量対応）

耐荷重300kgクラスのインクラインベンチは、40代で本格的な筋力向上を目指す人に適した高耐久モデルです。
脚部のフレームは厚みのあるスチールで構成され、全体の歪みが出にくい設計になっています。

インクライン・デクラインの角度を細かく調整できるため、胸の上部や肩周りなど狙った部位に正確に負荷を乗せやすい点が魅力です。
背もたれの幅も広く、しっかり固定されるためフォームが安定します。

高重量のダンベルプレスや片手のローイングにも対応できる構造があり、長期的なトレーニング計画を持つ40代にとって信頼できる一台になります。

4位多機能ローマンチェア一体型（腹筋・背筋もできる万能型）

ローマンチェアとベンチが一体化した多機能モデルは、腹筋・背筋・デクライン腹筋・バックエクステンションなど多くの種目を1台でこなせます。
スペースを無駄にしたくない40代にとって非常に便利な構造です。

背面のパッドは身体を支えやすく、腰への負担を抑えながら体幹を鍛えることができます。
インクラインベンチとしての機能も備えており、胸・肩のトレーニングも問題なく行えます。

脚部ロックがあるモデルが多く、体幹トレーングや腹筋運動時の安定感が高い点も特徴です。
全身をバランスよくトレーニングしたい人に向いた万能型のベンチといえます。

5位 STEADY 耐荷重330kgモデル（長期利用を想定した安定性）

STEADYの耐荷重330kgモデルは、強度と安定性を重視する40代に適した高耐久ベンチです。
フレームが頑丈で、使用中のたわみや揺れを抑える構造が採用されています。

角度調整は豊富で、インクラインからデクラインまで幅広く対応できます。
背もたれの厚みも十分にあり、肩甲骨周りの動きを妨げずにトレーニングしやすい設計です。

耐荷重に余裕があるため、今後扱う重量が増えても安心して使い続けられます。
長期視点で機材を選びたい40代にとって、良い投資となるベンチです。

5モデル比較表（耐荷重・角度調整・折りたたみ・価格）

モデル名	耐荷重	角度調整	折りたたみ	特徴
リーディングエッジ LE-FFB2	約200kg	フラット	○	入門向け・省スペース
STEADY 折りたたみ式	約200〜250kg	インクライン・デクライン	○	多用途・安定性高い
耐荷重300kgモデル	300kg	インクライン・デクライン	△	高重量対応
多機能ローマンチェア一体型	約150〜200kg	インクライン	△	腹筋・背筋も可能
STEADY 330kgモデル	330kg	多段階調整	△	長期利用向けの高耐久

読み物としても比較表としても扱いやすい構成にしてあります。

40代におすすめの使い方｜胸・背中・脚をバランスよく鍛える自宅メニュー

40代の筋トレは、短時間で全身をバランスよく鍛える方法が重要になります。
トレーニングベンチを使うと、胸や背中だけでなく脚まで効率よく刺激できます。
正しいフォームで行うことで、体の負担を抑えながら続けられるメニューになります。

インクラインベンチプレス（胸上部を効率的に刺激）

インクラインベンチプレスは、胸の上部を中心に刺激できる基本種目です。
40代になると胸の筋力が落ちやすく、姿勢の崩れにもつながります。
背もたれを30〜45度に設定すると、肩に負担がかかりにくく、正しいフォームを維持しやすくなります。

動作は、ダンベルを胸の横で構えてから腕を伸ばし、ゆっくり下ろす流れです。
反動を使わずに動かすと胸への刺激が高まり、トレーニング効果が安定します。
ベンチの角度を調整すると刺激が変わるため、体調や目的に合わせて角度を変更できます。

h3：ワンハンドローイング（背中強化・姿勢改善）

ワンハンドローイングは、背中の広い部分や肩まわりを鍛える代表的な種目です。
40代は姿勢が前に倒れやすい傾向があり、背中の筋力不足が疲れや肩こりにもつながります。

片手をベンチにつき、背中をまっすぐ保ちながらダンベルを引き上げます。肩をすくめないように意識すると、背中に刺激が入りやすくなります。
軽めの重量から始めると、腰への負担を抑えて正しいフォームを覚えられます。

デクラインクランチ（腹筋を安全に強化）

デクラインクランチは、腹筋全体を効率よく鍛える種目です。
ベンチの角度を下げると負荷が変わるため、40代でも無理なく続けられるメニューになります。

足を固定して背中を丸めるように起き上がると、腹筋にしっかり刺激が入ります。
腰を反りすぎると負担が大きくなるため、動作はゆっくり行うのが安全です。
角度を浅くすると初心者でも取り組みやすく、徐々に角度を調整すれば負荷も調整できます。

ブルガリアンスクワット（下半身の筋力維持に最適）

ブルガリアンスクワットは、脚全体を効率よく鍛えられる種目です。
40代は下半身の筋力が落ちやすく、歩行や階段で疲れを感じる原因にもなります。

ベンチに片足を預け、前に出した足で体を支えるように動作します。
膝がつま先より前に出ない範囲でしゃがむと、太ももとお尻に効果的に刺激が入ります。自重でも十分負荷があるため、初めはダンベルなしで安全にフォームを覚えられます。

週3・20分でできる40代向けベンチメニュー例

40代でも続けやすいように、全身をまんべんなく鍛える20分メニューをまとめました。
短時間で効果が実感しやすいため、忙しい日々でも継続がしやすくなります。

例：1回20分の全身メニュー

インクラインベンチプレス：10回×2セット
ワンハンドローイング：左右10回×2セット
デクラインクランチ：10〜15回×2セット
ブルガリアンスクワット：左右10回×2セット

無理のない範囲で続けると、徐々に筋力と体型の変化が感じられます。
ベンチがあることでフォームが安定し、効果も高まりやすくなります。

トレーニングベンチのよくある質問（Q&A）

トレーニングベンチを購入する前は、不安や疑問がいくつも出やすいです。ここでは、40代が特に気になりやすいポイントをQ&A形式でまとめました。自宅トレーニングの環境づくりに役立つ実用的な内容です。

Q1：40代で筋トレ初心者でもトレーニングベンチは必要？

A：必要性は高いです。
理由は、ベンチを使うと 正しいフォームを維持しやすく、肩や腰への負担を減らせる ためです。
とくに40代は関節が硬くなりやすく、誤ったフォームになりがちなので、ベンチが“土台”として大きな役割を果たします。

Q2：フラットベンチとインクラインベンチのどちらが良い？

A：40代には インクライン対応モデル をおすすめします。
角度がつくことで鍛えられる部位が増え、胸・肩・腕・背中まで負荷を調整できます。
一方で、腕立て補助や腹筋など簡単な運動しかしない場合はフラットベンチでも十分役立ちます。

Q3：耐荷重はどのくらい必要？

A：最低でも 200kg以上 を目安にすると安心です。
例えば体重70kgなら、

自分の体重70kg
片手20kg×2のダンベル＝40kg
トレーニング時の体重移動や動作負荷

これらを合計すると、耐荷重200kg以下では不安が残ります。
長く使うなら250kg～300kg対応が理想です。

Q4：折りたたみベンチは安定性が落ちない？

A：品質の良いものを選べば問題ありません。
最近の折りたたみ式は構造が強化され、耐荷重300kgクラスでも折りたたみ対応のモデルが多いです。
ただし、極端に軽すぎるものは揺れやすいため、レビューで安定性を確認することが大切です。

Q5：床の傷や騒音が気になるがどうすればいい？

A：トレーニングマットを敷くと問題を解消できます。

床の保護
ガタつき防止
静音効果
滑り止め

特にマンション住まいの40代は、階下への配慮のためにも必須です。

Q6：置き場所があるか不安。どれくらいのサイズ？

A：折りたたみモデルなら 立てかけ収納・ベッド下収納 も可能です。
使用時のサイズは横幅110〜130cmほどですが、収納時は20〜30cm程度の厚さに収まるモデルが増えています。

Q7：長く使うために気をつけることは？

たわみが出ないかチェック
ネジの締め具合を月1で確認
汗は必ず拭く（錆予防）
不安な揺れはすぐに点検

40代はケガのリスクもあるため、無理をせず安全第一で使い続けることが重要です。

Q8：ベンチだけで本当に全身を鍛えられる？

A：はい、可能です。
インクラインとフラットに対応していれば、

胸（ベンチプレス）
背中（ワンハンドロー）
腹筋（デクラインクランチ）
脚（ブルガリアンスクワット）

など幅広くトレーニングできます。
ダンベルと併用すれば、自宅でもジムと同じレベルのメニューが作れます。

まとめ｜40代のトレーニングベンチ選びは「安全・継続・負荷調整」が基本

40代が自宅で筋トレを続けるには、フォームを安定させて関節への負担を減らせるトレーニングベンチが役立ちます。
胸・背中・脚など大きな筋肉を効率よく鍛えられるため、体力の低下を感じやすい年代ほどメリットを実感しやすい傾向があります。

耐荷重200kg以上・角度調整の幅・折りたたみの可否を確認すると、長期的に使いやすい1台を選びやすくなります。
省スペースでも安全にトレーニングできるため、忙しい40代でも続けやすい環境を整えられます。

胸・背中・腹筋・下半身をバランスよく鍛えると姿勢改善や基礎代謝アップにつながり、体の変化も見えやすくなります。
負荷の調整がしやすいベンチを取り入れて、自宅でも効率よくトレーニングを習慣化しましょう。